【Accessを利用するメリット】

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主に下記3つのメリットで、Accessを皆さんにすすめたいと考えています。

【1】コストがおさえられる
【2】データベースとの親和性が良い(システムの構造が学びやすい)
【3】他のツールとの組み合わせで、強力な開発アプリケーションとなる

以下。この説明をしたいと思います。

 
【1】コストがおさえられる。
これは、皆さんにとってとても重要なことだと思います。

昨今マイクロソフトオフィスはサブスクリプションが主流となってきました。
そしてMicrosoft365Businessでは2016年からAccessを標準ソフトとして採用しています。
従来Accessはマイクロソフトオフィスの上位エディションにしか入っていませんでした。
また、単体で購入する場合でもかなり高額でしたが、今回標準になったことで、
365さえ利用していれば今すぐシステム構築が試せるのです。
そう、かかる費用はあなたの人件費だけです。

【2】データベースとの親和性が良い(システムの構造が学びやすい)
今更Access?という人もいると思いますが、Accessはデータベースとの親和性があります。
実はデータベース利用は今後も不変でありとても重要なのです。
昨今話題であるAIもビッグデータというデータベースを利用した技術。
ですので、このセミナーでAccessを利用してデータベースを学ぶことは非常に有意義だと思います。
この先DBを制するものが業務システムを制すると言っても過言ではないと思います。
最近ではWebプログラミングに目が行きがちですが、それはデータベースの仕組みあってのものが多いのです。
基礎となるのはデータベースです。

【3】他のツールとの組み合わせで、強力な開発ツールとなる
実は前段で話しましたが、Accessの事を“データベースとの親和性がある“と表現しました。
Accessを知っている方はこの言葉に違和感を持ったのではないでしょうか?
そう一般的にはAccess自体がデータベースソフトと呼ばれているからです。
しかし業務システムとしてはAccessだけでは力不足なのです。
Accessのデータベースはせいぜい5人程度での共有。 それ以上で利用した場合、
最悪の場合データベースが破損してしまうという事もあります。

Accessはそもそもそれ以上の利用は想定していないからです。
そこで登場するのがマイクロソフトのSqlServerです。
このソフトと連携する事によってAccessは、とても強力な開発ソフトになります。
マイクロソフト社はこのSqlServerをSqlServerExpressとして無償提供しています。
それも商用利用が可能なのです。

この講座では基本的にはSqlServerExpresとの組み合わせで進めます。
その他WindowsAPIという技術でセキュリティ武装をして、
又.NETフレームワークというモジュールを利用して操作画面の強化、
その他VBAプログラミングを導入する事により、
今までAccessのデメリットと言われた部分をカバーして堅牢なシステムが
構築可能となります。



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