ここで今後の進め方の概要を説明します。
自社の業務に必要最低限の知識習得で、最短で実践に役立つ業務システムを構築するノウハウをアドバイスさせていただくための動画です。
そう私自身独学でここまできました。しかし、一応50億の企業でも通じるシステムを構築した実績の中、20年間あれこれ遠回りしながらシステムを構築してきました。
それだからこそ、本当に必要な構築手順は何なのか?
その中で多くを経験したと思っています。
皆さんが想像するよりも意外と簡単に業務システムは構築できます。
知識ゼロからでも大丈夫です。私自身がそうでしたから。
この動画セミナーのなかではプログラミングにも触れていきます。
プログラミングという言葉を聞くと難しそうに感じますが、それは安心してください。
必要最低限を一から丁寧に説明します。
その過程で虎の巻を作成してもらい、以降同じプログラムをコーディングする手間を省きます。
また、私自身がこれまでつまずいたときに、全体の概念が分かっていればもっと早く前に進めたのでは?という思いから、この講座では概念を重視します。
講座の初めに概念を説明して、また作成予定のサンプルシステムのどの部分を構築するのかを明確にして進めたいと思います。
今後の動画セミナーの予定です。
【第一部 基礎トレーニング】
ポータルサイトの作成(つなげるひろがるパネル)
Accessの概要
AccessとExcelは何が違う?
連携技術の概要
ポータルサイトの実装
各オブジェクトの使い方
データベースの構築
VBAプログラミングの基礎
データの接続方法
等の基本をどっぷり学んでもらいます。
【第二部 業務システム構築】
第二部では、実践に近いシステムを構築します。
ウォーミングアップでは、個人利用という色が強かったのですが、ここでは「仮想デリバリー会社」の業務システムを皆さんと一緒に構築したいと思います。
企業利用に耐えうるシステムの考え方、構築方法 セキュリティなど。
しかし、あまり難しくならない様にできる限りシンプルに作成していきます。
【第三部 システムのデータを基にした各種集計方法】
売上データや利益率、損益分岐点割り出しなどの経営分析を組み合わせて出力する仕組みを学びます。
【番外編 ネットワークの知識】
皆さんの事業が拡張すればそれなりに人が増え、また営業拠点が増える事は必然。
その際にシステムを誰もがどこでも使える必要があります。
実はネットワークシステムの構築は奥が深くかなり分かりにくいのです。
プロバイダーなどを利用する事が基本となりますが、すべてをベンダー任せにするとかなり費用がかさむ場合もあります。
少数でのネットワークは低コストで構築できる場合もあります。ではどのように段階的に構築していくのか?私の経験した知識をお伝えできればと思います。
【最短で進めるというイメージ】
例えば皆さんが仕事で海外(英語圏)に出張しなければいけなくなったとします。
しかしあなたは英語が得意ではなく、今ではほぼ覚えていないゼロの状態だとしたら、どうやって英語を学びますか?
多分、英会話のフレーズ本を買って必要な単語、フレーズから覚えていくと思います。
文法(グラマー)から入る人はまずいないと思います。
もちろん多くの時間を取れれば別ですけれども。
そう、多くの社会人には時間がないのです。
業務システム構築も必要最低限から覚えることで効率的に構築が可能です。
書籍などはすべての機能を網羅するように書かれているため、すぐには役に立たないのです。ちょうど家電製品のマニュアルのようなもんですね。多くのことが書かれていて、きっと一生使わないだろう機能や操作方法などが書かれています。結果ほぼ読まずに利用しているのではないでしょうか?
ましてやAccessやネットワークの本を知識のない方が読んでもさっぱりですよね。
部品(オブジェクト)の機能重視で書かれているため、何冊読んでもなかなか業務システムの構築はできません。
そこで私の経験から必要な機能、プログラムを習得していただきます。
この動画セミナーでは、できる限りわかりやすく丁寧に進めますが、やはり最低限覚える知識は多く、初めての人にはなかなか取っつき辛い内容もあると思います。
焦らず何度も繰り返し、実際に手を動かして進めてください。
【第一部 ウォーミングアップ】は積み上げ式の知識となりますが、それがマスターできれば、業務システムを作成するための一通りの基礎知識や技術が身に付きます。
そしてその知識をどう応用するのかを【第二部 業務システム構築】で学びます。
毎回、15分から30分くらいの動画セミナーを配信したいと思っています。
※それぞれの部が何回になるかはこれからですが。
講義をルーティンにしていただければ3か月から半年くらいで技術が身につくと思います。
ただ、一番重要なのは、皆さんが最終的に何を作りたいか明確にして進めることです。
私は皆さんの構築したいシステムに関してアドバイスできますが、
本当に皆さんの必要としているシステムはあなたの中にあるのです。